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2006年11月21日

信州団体旅行 その4

宿泊はいつもの「浅間温泉・玉之湯」。
「車いすの旅」ですっかりおなじみの、信州の常宿です。

今年4月にリニューアルして、バリアフリーの部屋が増え、料理長も替わったとか。ぜひとも行ってみなければと思っていたところです。

駐車場に5台ぞろぞろと入り、外から改めて旅館を見上げるみんなが口々に、
「温泉街のど真ん中ジャン!ラビットらしくない」とか、「結構でっかい旅館だね、ラビットにしてはフツーだね」」とか、「どんなとこに連れて行かれるか心配(楽しみ)してたのに~」とかおっしゃいます。
みなさん、なかなかボクを理解されているようで。

しかし、温泉街のど真ん中、それなりにでっかい旅館でも、ボクが選んだからにはそれなりの理由があるのです。
女将さんを始め、従業員の接客態度、そして笑顔、それに料理。支払う金額以上のものをサービスしてくれるところだからです。

何しろ20人のミニ団体旅行、大きな部屋をお願いしたところ、なんと15畳+8畳の特別室!
もうひとつは10畳+6畳の和室です。どの部屋も定員いっぱい。

まずは温泉温泉。
屋上にある展望露天家族風呂を仲居さんにお願いしてみる。
「空いてますよ。空いてるけど寒いですよ、というか寒いから空いてるんですけど」
あとさき考えず、そこを使わせてもらうことに。こんなときでないと空いてないし。

で、ミセスと入浴ですが、仲居さんの言ったとおり。おまけに風がびゅうびゅう。
「さ、さむい!」
「早く湯船に!」
「手を離すとパンツが飛んでいく~」

え~、なんと言うか、いろんな意味で情緒たっぷりの温泉タイムでした。

そんなあほなことしてるうちに食事の時間。
新任料理長の味、とくと拝見。

前料理長の下で長くつとめたというだけあって、基本的な味は継承。しかし随所に新たな主張も。
出汁のひき方が微妙に違い、ボクはこちらが好み。土瓶蒸しのマツタケも去年よりたっぷり。蕎麦は相変わらずおいしい。
なかなかに上手な業務引継ぎである。
運転手兼ツアーコンダクターでくたくたのボクは、大好きな清酒「真澄」ですっかりいい気分。
 *真澄-口の中で酸味を感じるが、とても背筋の伸びた清清しい個性的な日本酒 好きです

大満足で部屋に帰るころには、ボクは半分夢の国。

だがしかし!部屋に帰ってみると、布団が敷かれてないではないか!
もしもし・・布団がほしいよ・・とフロントに電話。
フロント担当者ビックリ!平謝り。
待つほどもなく「申し訳ありません」と布団を敷きに。この頃ボクは八分目夢の国。
まだ出来上っていない寝床にもぐりこみ、ついに夢の国の住人。
布団を敷きに来てくれた方、いやみに感じられたらごめんなさい。

この頃特別室では、部屋中に敷き詰められた布団の上で、まさに修学旅行状態。
若者たちは持参のゲームに熱中(パパも一人いるけど)、それに割り込む子供たち、話に花咲く女性たち、思うまもなくベビーが泣き出し、スワッとばあばが駆けつける。

こんな集まり、一生のうちでもそう何度もない。
生前告別式(お通夜の部)、大成功です。喪主は寝ちゃったけど。

さて翌朝、ミセスとゲーム疲れの息子をたたき起こし、もちろん朝風呂。
湯船で大の字、ああ極楽。

朝食ももちろんおいしく頂きました。
ただ、野沢菜だけが、浅漬けというにはあまりにも浅すぎる・・野沢菜サラダ?

窓から見えるアルプス方面、なんとなく雪模様。
天気予報を見ていた甥っ子が
「飛騨高山、雪だって」
津山組はそっちに回って帰るんだけど。

老若男女の大所帯、出発までのドタバタも想像を絶するもので、ゆとりを持って組んだはずの予定より大幅に遅れて、何とか出発。

昨日からちょっと気になってたけど、いつも笑顔の女将さん、今回は少々お疲れの様子。
リニューアルしてからかなり忙しかったらしく、笑顔が少しこわばり気味。
もっと肩の力を抜いてもいいんですよ。ボクたちも肩の力を抜きに来るんだから。
蒲団のことを何度も謝ってたけど、ポカは誰にでもあること、気にしてないからね。また来るよ。

次回最終回、安房峠雪の別れ、涙の再会に続く

投稿者 Rabbit : 2006年11月21日 23:33

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